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(朝鮮日報日本語版) 駐ポルトガル大使、1年8カ月間で調理師6人をクビに

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(朝鮮日報日本語版) 駐ポルトガル大使、1年8カ月間で調理師6人をクビに


 韓国の駐ポルトガル大使が過去1年8カ月間、公邸の調理師6人を相次いで解雇したり、交代させたりしていたことが分かり、物議を醸している。在外公館では最近、3人の大使が公邸の調理師に対し不当に処遇したり、現地の警備員を暴行したりする事件が相次いで発生し、大使館職員の管理に問題があるのではないか、と指摘する声も出ている。

 外交部(省に相当)によると、在ポルトガル大使館は昨年3月、ユ・ジョンヒ大使が着任して以降、「料理が一定水準に満たない」「勤務態度がよくない」といった理由で、大使公邸の韓国人調理師5人とミャンマー人調理師1人を解雇したり、交代させたりしたことが分かった。3カ月に1回の割合で、大使公邸の調理師を交代させていたというわけだ。これについて外交部の関係者は「解雇された調理師たちが問題提起し、現地で真相について調査が行われている。調理師に対し暴言を吐くなど、不当な処遇をしたケースもあり、解雇が相次いだのも非常識的だと判断し、『品位を傷つけた』との理由でユ大使を懲戒委員会にかけることにした」と語った。安全行政部傘下の中央懲戒委員会は、調理師の証言やユ大使の説明を聞きながら、懲戒処分について審査を行っているという。

 現地で解雇された調理師Aさんは、暴言や虐待によって精神的に苦痛を受け、金銭的な補償を求めていることが分かった。Aさんはインターネット上で「奴隷のように働かされ、一方的に解雇された。飛行機代を全部自腹で払わなければソウルに帰れないと言われ、半監禁状態に置かれた」という内容の書き込みを寄せた。また外交部の関係者は「ユ大使の夫人が、料理の質や勤務態度に不満を示し、調理師たちと対立したと聞いている。一部の調理師は『今度同じことをしたら殺してやる』と大使夫人に言われ、ショックを受けた、と主張している」と語った。

 だが、ユ大使は本紙の電話取材に対し「6人のうち一人は臨時職員のため解雇の問題はなく、4人は個人的な事情や現地への不適応、生活習慣の問題を理由に辞めたのであって、一方的に首にしたわけではない」と釈明した。さらにユ大使は「奴隷のように働いたとか、『殺してやる』と言われたといったAさんの話は事実と異なる。Aさんがスープの中に、変な臭いのする異物を入れるなど、食材を無駄にするようなことをしたため解雇した」と主張した。

 外交部の関係者は「Aさんの主張のうち一部は事実だったことが確認されたが、ユ大使とAさんの主張に相反する部分が多いため、さらなる確認が必要だ。懲戒委員会がどのような決定を下すかについては断言できない」と語った。

 また、不当な解雇や、飛行機代を自腹で払わせたという問題については「1カ月前に解雇を通告し、法律に則った手続きを取ったため、不当解雇ではない。飛行機代も勤務期間が3カ月以下の場合は(国からの支援分を)返納しなければならないことになっている」と説明した。

 在外公館の職員の管理をめぐるスキャンダルは今回が初めてではない。駐タンザニア大使は今年9月、大使公邸の韓国人調理師に対し暴言を吐き、不当に解雇したという証言が出たため、懲戒委員会にかけられた。また今年4月には、駐フィジー大使が現地の警備員の尻をたたいたとして、外交部の監査官から調査を受け、依願免職処分となった。

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